「暑い~」と言っても仕方ないですけど、つい口に出てしまいますね。「暑い~」…… 今年も夏到来です。早くも猛暑日が連続、熱中症も急増……皆さま、体調は大丈夫でいらっしゃいますか?


 熱中症は、体温調節機能の乱れや、体内の水分が失われること(脱水)が原因で起こります。強い日差しの下だけではなく、エアコンのない室内や風通しの悪いところで安静に過ごしているとき、あるいは睡眠中にでも起こりえるので油断はできません。


 熱中症対策はとにかく予防です。まずはこまめな水分補給です。汗をたくさんかけば水分だけではなく、塩分も失われますので、塩分の補給も忘れないでください。目安としては、コップ1杯の水(200ml)にひとつまみ(0.2g)の塩をいれた塩水かスポーツドリンクがよいと言われています。ただし、スポーツドリンクは、100mlあたり5-6g(20-25カロリー)の糖分が含まれていますので、糖尿病の方は注意が必要です。カフェインを含むコーヒーやアルコールを含む酒類は、利尿作用があるため、かえって脱水症状を進めてしまうので、気をつけてくださいね。


 室内にいるときは、適時エアコンをかけるなど涼しい環境で過ごすことです。また、少しでも涼しく過ごせるように服装は吸湿性、通気性のよいものにしましょう。


 熱中症の症状は、顔のほてり、めまい、だるさ、吐き気、異常に汗がでる、など様々です。このような症状を感じた時は、涼しい場所に移動し、衣服を緩め、体を冷やしましょう。症状が続く場合は、早めに医療機関を受診するようにして下さい。


では、この夏を元気に乗り切りましょう!!……でも早く秋が来ないかな~