ついに、リオ五輪が開幕しました!
日本人選手のメダル獲得数が気になるところですが、もう一つ気になることが・・・そうです、ジカ熱です!!ジカ熱を心配して、五輪に参加しない選手もいますよね。では、ジカ熱とはどういう病気なのでしょう??

 

ジカ熱とは・・・
 ジカウイルスを媒介するヤブカ属のネッタイシマカやヒトスジシマカに刺されることによって発症する感染症です。WHOによると2015年以降2016年第2週までに中央および南アメリカ大陸、カリブ海地域においては、20の国や地域から報告されています。

 

 感染しても約80%の人は発症しないので、感染しても気づかないケースが多々あります。 潜伏期間は1週間前後で、発熱や発疹、筋肉痛、頭痛、結膜充血などの症状がみられますが、通常は1週間程度で回復します。ただし、何らかの基礎疾患があり、免疫力が低下している場合は、重篤になることがあります。特に妊婦さんの場合は、自身が感染することで、胎児にも感染し、脳の発育不全につながる小頭症のリスクが高くなることが言われています。

 

 感染して症状がでなくても、やはり感染は防ぎたいですよね。
五輪による人の移動を考えると、ブラジルでジカウイルスに感染した人が日本に入国し、ヒトスジシマカに刺された場合、その蚊を媒介してジカウイルスが拡散される可能性があります。 予防は、ワクチンなどがないため、とにかく蚊に刺されないことです。肌の露出は控え(帽子、長袖、長ズボンなど着用)、水たまりなど蚊の幼虫であるボウフラが発生しやすいところに近づくのは避けましょう。

 

たかが蚊!といっても油断大敵です!!
しっかり予防して、夏休みを満喫してください!!