朝から セミの鳴き声が室内まで聞こえてくるくらい大きく、「夏が来た~!」と実感する季節になりましたね。

今年は梅雨があけてからも、局地的な豪雨に見舞われるなど、不安定な天候が続いていますが、それと同時に熱中症への注意も欠かせません。

熱中症は重症度に応じて、次の3ランクに分けられます。

 ① 軽症(重症度Ⅰ度):現場での応急処置で対応できる。
  ・手足がしびれる、めまいや立ちくらみがある。
  ・筋肉のこむら返りがある。

 ② 中等症(重症度Ⅱ度):病院への搬送を必要とする。
  ・頭がガンガンする(頭痛)、吐き気がしたり吐く。
  ・体がだるい(倦怠感)。

 ③ 重度(重症度Ⅲ度):入院して集中治療の必要性がある。
  ・意識がない、呼びかけに対して返事がおかしい。
  ・体がひきつる(けいれん)、真っすぐ歩けない。

注意が必要なのは、中等症から重症へは短時間で移行しやすいということです。


近年は、熱中症による死者数が急激に増加しています。
正しい知識を身につけ、普段から対策・予防を心掛け、暑い夏を元気に乗り切りましょう~!!