だいぶ寒くなってきましたが、体調を崩されている方はいらっしゃらないでしょうか?
毎年のようにインフルエンザが流行する時期になってきましたが、最近はインフルエンザだけではなく、感染性胃腸炎が流行しています。


代表的なのは、みなさんも御存知の通り、ノロウイルスによるものです。集団発生したニュースも聞かれたことがあるかと思います。ただ、感染性胃腸炎の原因は、ノロウイルスだけではなく、様々なウイルス、細菌があります。
細菌感染であれば、抗生剤が有効ですが、ウイルス感染には有効な薬剤がほとんどありません。ですから「感染しないように予防する!!」ことが重要になります。
予防の基本は、「手洗い・うがい」です。


感染性胃腸炎は、嘔吐や下痢がひどいと脱水症状を引き起こします。水分摂取が困難な状態になるようであれば、脱水症状改善のため、点滴などが必要になることがありますので、医療機関を受診するようにして下さい。


また、「手洗い・うがい」が予防の基本であるとはいえ、日頃から体力をつけておくことも大切です。体力作りには、運動もかかせませんが、しっかりとした栄養のある食事を摂り、充分な睡眠を確保することが前提となります。これからの時期は、「お鍋」の美味しい季節でもありますから、たっぷりのお野菜と一緒にお肉類、お魚類もしっかり摂りましょう。でも、食べ過ぎには気をつけて下さいね。